5日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第6節、アトレティコ・マドリーは敵地スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦に臨む。ディエゴ・シメオネ監督とともに前日会見に出席したDFフィリペ・ルイスは、ローマ対カラバフの結果を気にせず、自分たちの試合だけに集中する必要性を説いている。
今季序盤に調子を落としていたアトレティコがCL決勝トーナメントに進出するためには、このチェルシー戦に勝利し、なおかつローマがカラバフとのホーム戦を引き分け以下の結果で終えなければならない。
この状況についてフィリペは、自分たちにできるのがチェルシーを下すことだけと強調している。
「あっちで起こることに考えを巡らせることはない。自分たちの試合に臨むだけだよ。とても難しい一戦だし、勝利のためには集中することが必要だ。チェルシー戦だけが、僕たちの手の中にある。アトレティコが陥っている状況の責任は、僕たちだけにある。悲しんでも意味がないし、今だけを見なくては。シーズンは長く、良いことだって訪れるはずだ」
また、この一戦で必要なのがウエボス(卵、転じて金玉や根性の意)とカベサ(頭)のどちらかと問われると、次のように返している。
「ウエボスはすべての試合で必要だ。でも、ウエボスだけで勝てるわけじゃないし、カベサも持ち合わせて完璧な試合をしなくてはならない」




