イタリアの主将DFジョルジョ・キエッリーニは12日、EURO(ユーロ)2020優勝を今は亡き元イタリア代表DFダヴィデ・アストーリに捧げた。『Goal』の取材により明らかになった。
キエッリーニは、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督や他のメンバーとともに12日、ローマ市内のイタリア大統領官邸で行われた式典に出席。ウェンブリー・スタジアムでの偉業を振り返りつつ、2018年3月、31歳の若さで急逝した元フィオレンティーナの主将アストーリに捧げた。
「優勝を(セルジョ)マッタレッラ大統領やイタリア国民、そしてダヴィデ・アストーリに捧げたい。ダヴィデは、常に僕らの心の中にいた。今日、僕らと一緒にここにいて欲しかった。この優勝は、個人よりも全体の利益を優先してきた者たちがチームで勝ち取ったものなんだ。今この場にいることができたのは、PKを多く決めることができたからではない。僕らが友情の真価を信じてきたからなんだ」
またマンチーニ監督も、式典で挨拶。「クイリナーレ大統領宮殿に来ることができて誇りに思う。イタリア代表の第1人目のファンである(セルジョ)マッタレッラ大統領に感謝する。我々はカルチョの歴史に最高の1ページを付け加えることができた」と語った。
アストーリは2018年3月4日、所属クラブであるフィオレンティーナの遠征先だったウディネのホテルで就寝中に心肺停止状態となり、そのまま帰らぬ人となった。イタリア代表では2011年3月のウクライナ戦でデビュー。14試合に出場、1ゴールを記録し、キエッリーニらのチームメートだった。
