チェルシーは、エクアドル代表MFモイセス・カイセド獲得オファーがブライトンに拒否されたようだ。
今夏中盤の強化を目指し、カイセドの獲得に動いていることが伝えられるチェルシー。カイセド自身も移籍希望を公言しているが、ブライトンは1億ポンド(約181億円)要求するなど交渉が難航していることが報じられていた。
そしてイギリス『ガーディアン』によると、チェルシーは7000万ポンド(約126億円)を提示。しかし、このオファーはブライトンに拒否されたようだ。それでもチェルシー側は契約成立を目指し、妥協点を見つけるために交渉を続けていく模様。またブライトン側も取引完了を期待しているようだ。だが、最終的に保証金8000万ポンドにボーナスを加える形で、ブライトンの要求額である1億ポンド近くを支払う可能性が高いとも伝えられている。
なおチェルシーは、カイセドを迎えるために今年に入ってからジョルジーニョ、カイ・ハヴァーツ(共にアーセナル)、メイソン・マウント(マンチェスター・ユナイテッド)、マテオ・コヴァチッチ(マンチェスター・シティ)、ルヴェン・ロフタス=チーク(ミラン)、エンゴロ・カンテ(アル・イテハド)と中盤の選手を次々に放出している。そしてさらに、コナー・ギャラガーもチームを去る可能性があるという。
同メディアによると、チェルシーとの契約を2年残すギャラガーに対して複数クラブが関心を持っている模様。トッテナムは交渉を行っており、またデクラン・ライスを放出したウェストハムも獲得に意欲を見せているようだ。以前にはドルトムント、エヴァートン、ニューカッスルも状況を注視しており、その去就に注目が集まっている。
一方でギャラガーに関しては、チェルシーが売却を準備しているのか、そして移籍金をいくらに設定しているかは不明。オファーには前向きだが、参加中のアメリカツアーでマウリシオ・ポチェッティーノ監督の評価を高める可能性もあると指摘されている。




