マンチェスター・シティ新加入FWラヤン・シェルキは、新天地での意気込みを語っている。
わずか16歳でリヨン史上最年少デビューを果たすと、21歳にして公式戦185試合に出場したシェルキ。特に今季は公式戦44試合で12ゴール20アシストと見事な活躍を見せ、マンチェスター・Cへと3650万ユーロ(約61億円)とされる移籍金で加入している。
そんなシェルキは、FIFAクラブワールドカップ(CWC)の初戦ウィダード戦でのデビューが期待されているが、アメリカの地で記者団の質問に応答。バロンドール受賞が目標だと宣言した。
「ロドリがバロンドールを受賞したのを見れば、マンチェスター・Cならそれが可能なのは明らかだね。僕はそのためにここにいるんだ」
「ペップは『ボールを持っている時は自由だ』と言ってくれた。嬉しいことだね。それが僕の一番の強みだ。『私はNo.10が好きだが、君はピッチ上のどこでもプレーできる』とも言ってくれたよ。複雑なことは何もなく、僕はただプレーしたい」
また、今季限りで退団したケヴィン・デ・ブライネの後継者との指摘には「僕はケヴィン・デ・ブライネじゃない。彼はレジェンドだ。僕はチームを助け、そして自分自身を歴史に名を刻むためにここにいる。すべての大会で勝ちたいし、すべてに出場したい。その準備はできているよ。試合数は多いけど、それがフットボール。初のCWCに出場できることは光栄だ」とも語った。
なおシェルキは今季、リヨンの選手としてマンチェスター・Cの宿敵マンチェスター・ユナイテッドと対戦。ヨーロッパリーグ準々決勝は激戦となったが、2試合合計6-7で敗れていた。本人は「マンチェスター・Uがに敗れたのは残念だったよ。僕はリヨンのファンでもあるからね。今は、彼らを殺す試合を待ち望んでいるよ」と冗談交じりに語っている。




