チェルシーがシャビ・シモンズの獲得に向けて動き出した。
例年通り今夏の移籍市場でも積極的な動きを見せているチェルシー。すでにリアム・デラップやジョアン・ペドロ、ジェイミー・ギッテンスらを獲得し、さらにFIFAクラブワールドカップを制して大きな収入を手にしたことからさらなる補強に出ることが予想されている。
そんなチェルシーは現在、シモンズへの関心を強めている。若くしてバルセロナの下部組織で頭角を現し、その後パリ・サンジェルマンやPSVでプレーして現在ドイツのRBライプツィヒで活躍するオランダ代表MFは、昨シーズンもリーグ戦二桁得点を記録するなどチームの攻撃陣を牽引。しかし今夏、同選手は移籍を希望しており、アーセナルやバイエルン・ミュンヘンも関心を寄せるなど、その去就に注目が集まっている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーはすでにシモンズの関係者と接触し、選手自身も移籍に前向きな様子。さらに、RBライプツィヒとのクラブ間交渉は22日に開始する見込みで、その中で取引の詳細について協議されるようだ。
ただし、チェルシーがこれ以上の新戦力を迎え入れるためには、既存選手の放出を進める必要があり、シモンズ獲得は選手放出次第になると考えられている。
なお、RBライプツィヒが求めるシモンズの移籍金は7000万ユーロ(約121億円)を下回る可能性がある。




