チェルシーが女子FAカップを制して国内3冠を成し遂げた。
18日に行われた女子FAカップ決勝でチェルシーはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。チェルシーの浜野まいかはベンチスタート、マンチェスター・Uの宮澤ひなたは守備的中盤の位置で先発出場した。
序盤から攻勢に出るチェルシーは45分に先制点。エリン・カスバートが獲得したPKをサンディ・ボルティアモが冷静に流し込んでチェルシーにリードをもたらす。
後半に入ると、1点を追うマンチェスター・Uが攻勢に出るも、相手ゴールをこじ開けることができず。反対に、チェルシーは84分にボルティモアのFKにカタリナ・マカリオが頭で押し込んで待望の追加点。さらに、後半アディショナルタイムにはボルティモアが左足で試合を決定づけるゴールを奪った。
このまま試合は終わり、チェルシーが3-0でマンチェスター・Uに勝利して2年ぶり6回目の女子FAカップ制覇を成し遂げた。
チェルシーは、すでにウィメンズ・スーパーリーグを無敗で制して6連覇を達成し、FA女子リーグカップでも決勝でマンチェスター・シティに2-1で勝利して4年ぶり3度目の優勝。そして、これに今回の女子FAカップ制覇が加わり、今シーズンからエマ・ヘイズ監督に代わって就任したソニア・ボンパストル監督の下で2020-21シーズン以来となる4シーズンぶりの国内3冠を達成した。


