チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を逃した古巣のパリ・サンジェルマンに対する思いを語った。
昨シーズンはPSGを率いてクラブ史上初となるCL決勝に導いたトゥヘル監督だったが、バイエルン・ミュンヘンに敗れて準優勝となった。その後2020年12月に突如、PSGの監督を解任され、2021年1月からチェルシーの指揮官に就任した。
するとCLでは準決勝でレアル・マドリーに2戦合計3-1で勝利。トゥヘル監督はCL史上初となる異なるクラブを率いて2シーズン連続で決勝に導いた監督の称号を手にした。
以下に続く
一方でPSGは、準決勝でマンチェスター・シティの前に2戦合計1-4で敗戦。2シーズン連続の決勝進出はならなかった。
解任されたPSGへの復讐心があるかと聞かれたトゥヘル監督は「私にはそういった感情はない。当然だが、再びここにいるという個人レベルでの喜びはあるが、12月に起こったことは関係していない」とコメントし次のように続けた。
「CLの決勝はとても大きな舞台で、そこに再びたどり着くことができて嬉しく思っている。このチャンスが与えられたことにも感謝している。周りの人たちにも感謝している」
「イスタンブールでこのチームとともに戦えることは、個人的にも大きな報酬だ。ただ、そこにPSGがいないことについて、復讐や特別な感情はない」