Moises-Caicedo(C)Getty Images

チェルシー、カイセド獲得は13日のリヴァプール戦までに実現希望か…難航するブライトンとの交渉に進展?

チェルシーは、プレミアリーグ開幕までにエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得を決めたいようだ。

昨季は公式戦43試合に出場、ブライトン史上初のヨーロッパリーグ出場権獲得やFAカップ準決勝進出の立役者となったカイセド。今夏の移籍市場でも大きな注目を集めており、中でもチェルシーが獲得を熱望、本人も移籍希望を公言している。しかしブライトン側の要求額は1億ポンド(約181億円)とも言われており、これまでも交渉が行われていることが広く報じられてきたが、未だ移籍は実現していない。

『The Athletic』によると、チェルシーはこれまで6000万ポンド、6500万ポンド、7000万ポンド相当のオファーが断られてきたという。そして先月27日には、7500万+500万ポンドの最大8000万ポンド(約143億円)で4回目のオファーを送ったようだ。しかし、ブライトン側は即座に電子メールで拒否したと伝えられている。

それでもイギリス『ガーディアン』は、チェルシーとブライトンの交渉は今週にも進展したと指摘。チェルシー側は移籍金の引き下げを狙っており、合意にはまだ達していないものの、13日のプレミアリーグ開幕戦(対リヴァプール)に間に合うように取引を成立させたい考えのようだ。

なおカイセドは、6日に行われたラージョ・バジェカーノとの親善試合を欠場。ブライトンはハムストリングの問題と伝えたが、選手関係者は欠場の理由はケガではないと明かしているという。またブライトンは、すでに後継者としてガーナ代表MFモハメド・クドゥスの獲得でアヤックスと4000万ユーロ(約63億円)前後で合意に達したことも伝えられている。

またチェルシーは、カイセドに加えて中盤に厚みを持たせるため、アメリカ代表MFタイラー・アダムスの獲得に向けてリーズと交渉を行っている模様。一方で、U-20 イタリア代表MFチェーザレ・カサデイはレスターへのレンタル移籍が迫っているようだ。

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