マンチェスター・ユナイテッドOBで現在解説業を務めるギャリー・ネヴィル氏は、チェルシーのオーナーであるトッド・ベーリー会長に対して厳しいコメントを送った。
昨夏にロマン・アブラモヴィッチ元オーナーからチェルシーを買収したベーリー氏。会長に就任すると、直近2度の移籍市場で6億ポンド(約1011億円)以上を費やして11選手を獲得する超大型補強を敢行した。
しかし、チェルシーは開幕から苦戦。すると9月にはトーマス・トゥヘル監督を解任し、ブライトンからグレアム・ポッター監督を引き抜いた。しかし同指揮官の下でも苦境を脱せず、4月に今季2度目の指揮官解任を決断。フランク・ランパード監督を招聘したが、今度は就任から公式戦6連敗。プレミアリーグでも12位に沈み、来季の欧州カップ戦出場権獲得は絶望的となった。
そんな大不振に陥るチェルシーについて、ネヴィル氏はポッドキャストの中で「(チェルシーが1-3で敗れたアーセナル戦について)最低だ。私が目にした中で最悪のプレーをした、机上では最高のチームだったね恥ずべき前半だった。哀れだ」と非難を続けた。
「ワールドカップ覇者や代表選手、高額な選手がいるのに、信じられないよ。ランパードも同じことを思うだろう。見てきた中で最悪だ。これだけのクオリティやプライドがあって、ここまで落ちぶれることはできないものだ。(4月上旬の)リヴァプール戦では良かったし、未来があったように感じた。彼らには9番がおらず、ゴールも奪えないが、良いプレーをしていた。しかし、それ以降は恥以外の何物でもない」
■ベーリーを酷評
そしてネヴィル氏は、その矛先をベーリー氏に。まるでゲームをプレーしているかのようだと酷評している。
「最初の日から混乱状態だ。ベーリーは悪夢をもたらし、リーグを読み違えた。彼はすぐにこれから学習するはずだ。今シーズンに起きたことはすべて彼の責任だ。フットボール部門と連携する必要があった。オーナーであり、選手や監督ではない。このリーグでの経験がないので、自分の専門のことをやり、過去10年間成功してきた人たちにクラブの運営を任せるべきだ」
「彼らから学び、チェルシーの安定性と継続性を維持するべきだ。ペトル・チェフやマリア・グラノフスカイアが去り、トーマス・トゥヘルも数試合後に去った。突然にしての大混乱だ。そして、22歳の選手と8年契約を結んだりする」
「グラウンド整備士やフィジオ、スポーツ分析担当、ディレクター、監督を次々とクビにし始めた時、それは全員を見捨てて『私の責任ではない』と言っているようなものだ。チェルシーには成功するやり方があった。今、この状況はベーリーが作り出したものだ。彼がこの混乱を作り出した。Football Managerをプレーしているようなものだ。最悪だよ」


