チェルシーがバイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキに興味を持つことが『Goal』の取材で判明した。
昨シーズンのチャンピオンズリーグ覇者であるチェルシーは、今夏にワールドクラスのストライカー獲得を一番の目標に掲げる。特にアーリング・ハーランドに強い関心を寄せるも、1億ポンド(約151億円)以上の破格オファーでない限りドルトムントは頑なに放出を拒む状況が続く。さらに、来夏には7000万ポンド(約106億円)程度の違約金が効力を持つことから、ライバルが少ない今夏が狙い目ではあるものの、実現は不可能と考えられている。
また、スタンフォード・ブリッジのクラブは、トッテナムのハリー・ケインも候補にするが、こちらもマンチェスター勢に争奪戦をリードされる展開。その他にも、インテルのロメル・ルカクに興味を持つが、同選手はイタリア王者でプレーを続けることを明言している。
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新ストライカーの獲得に難渋するチェルシーだが、どうやらバイエルンの絶対エース、レヴァンドフスキの動向を探っているようだ。昨シーズンにブンデスリーガのシーズン得点記録を塗り替えた同選手はドイツを離れて新たな挑戦を始めることに前向きであると考えられている。
しかし、バイエルンに今夏のレヴァンドフスキ売却の意思はなく、実現の可能性は現段階でかなり低い。それでも、現行契約が残り24カ月を切ったポーランド代表FWの関係者とチェルシーの関係性は良好で、移籍成立に向けての大きな助けになる可能性もある。