Enzo Maresca Chelsea 2024Getty Images

U-21&U-16混合チームに0-3完敗…怒りのチェルシー指揮官、トップチームの“休日返上”を選択か

チェルシーは、トレーニングマッチの結果を受けて“休日返上”を選択したようだ。

近年は移籍市場に大金を投じて才能溢れる若手選手を次々に獲得してチームを強化し、今季から指揮を執るエンツォ・マレスカ監督の下で戦うチェルシー。プレミアリーグでは12月半ば以降は成績を落としているものの、29試合を終えて4位と激しいトップ4フィニッシュ争いを繰り広げている。またヨーロッパ・カンファレンスリーグでも準々決勝に進むなど、まずまずのシーズンを送っていた。

そんなチェルシーだが、3月のインターナショナルウィークでは複数の選手が各国の代表チームに招集されている。そうした中で26日の練習では、代表チームに参加していないトップチームの選手と、U-21とU-16の混合チームとでトレーニングマッチを行ったという。

しかし『The Athletic』によると、90分間のフルマッチではなかったものの、結果は19歳のドネル・マクニーリーの2ゴールなどもあり、U-21とU-16の混合チームが3-0で快勝した模様。そしてマレスカ監督は、このトップチームのパフォーマンスに納得できず。27日に予定していた休日を返上し、急遽トレーニングを行うことに決めたようだ。

シモン・ジョンソン記者は、「たとえこれがインターナショナルウィーク中のささやかな練習だったとしても、マレスカが期待する水準を思い出させる意図がある」と指摘。また同指揮官は、シーズンを通してトレーニングで結果を残せなかった選手に対して厳しく接してきており、ノニ・マドゥエケが複数回に渡って先発を外されたのはそれが原因であるとも分析している。

なおチェルシーでは、28日の練習で離脱中だったマドゥエケとコール・パーマーが復帰した模様。4月3日のトッテナム戦へ向け、トップチームの選手が次々に戻ってきているようだ。

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