Graham Potter Chelsea 2022-23Getty

2023年の11試合で1勝、2月は1ゴールのみも…チェルシーはポッター解任を考えず?

厳しい戦いが続くチェルシーだが、グレアム・ポッター監督を解任する考えはないようだ。

昨年9月に途中就任したポッター監督の下で今シーズンを戦うチェルシー。1月には8選手の獲得に計3億2300万ポンド(約510億円)を投じる超大型補強を敢行した。しかし、2023年の公式戦11試合でわずか1勝(4分け6敗)。特に2月は2分け3敗と一度も勝てず、この間1ゴールと大不振に陥っている。

プレミアリーグでも10位に沈む現状から、ポッター監督自身も「このような結果が続けば私は(解任の決定を)受け入れる。これはこの仕事の一部だ」と認めていた。さらに4日のリーズ戦、7日に開催されるチャンピオンズリーグのドルトムント戦の結果次第では、解任される可能性が複数メディアで報じられている。

それでも、チェルシー首脳陣はすぐさま解任を決断することはないようだ。イギリス『ガーディアン』によると、オーナーのトッド・ベーリー氏らはポッター監督に時間を与えたいと考えており、さらに1月の大型補強によってチームが流動的で肥大化していることを認識している模様。またポッター監督の冷静な仕事ぶりを気に入っており、来夏に新シーズンに向けたプレシーズンやチームの再調整の時間を与える方針だと伝えられた。

なおその一方で『ガーディアン』は、リーズ戦やドルトムント戦の結果次第では「オーナーは行動を起こすように圧力をかけられる可能性がある」とし、ポッター監督に対するファンの反応はネガティブなのものだと指摘している。今後の動向に注目だ。

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