Boehly Potter GFXGetty / GOAL

チェルシーのポッター電撃解任に非難…キャラガー「最初から馬鹿げた決断」、著名記者「オーナーも責任を負うべき」

チェルシーのグレアム・ポッター監督電撃解任について、現地では様々な声が上がっている。

2019年~2022年途中まで指揮を執ったブライトンで高い評価を受け、2022年9月にチェルシーへ引き抜かれたポッター監督。クラブが1月に超大型補強を敢行してさらに結果が期待される状況となったが、苦戦が続くことに。1日のプレミアリーグ第29節ではアストン・ヴィラに0-2と敗れ、11位まで転落していた。

これでポッター監督体制で11敗目(12勝8分け)を喫したチェルシー。すると2日、クラブは47歳指揮官の解任を発表。昨年9月のトーマス・トゥヘル監督に続き、今季2度目の指揮官解任を決断している。

今季序盤にロマン・アブラモヴィッチ氏からトッド・ベーリー氏にオーナー変わって以降、トゥヘル解任や1月に3億2000万ポンド(約524億円)を費やした超大型補強など、数々の話題を振りまいてきたチェルシーだが、このポッター監督解任には批判の声が上がっている。

現役時代にリヴァプールやイングランド代表として活躍したジェイミー・キャラガー氏は、泣き笑いの絵文字を使用しながら「トッド(ベーリー)はロマン(アブラモヴィッチ)と違うと言っていたが。ポッターには同情するが、これは避けられなかった。トゥヘルからポッターへの変更などしない。最初から馬鹿げた決断だった」と、トゥヘル解任とポッター招聘という決断は初めから間違っていたことを指摘している。

また『タイムズ』などに寄稿する著名記者ヘンリー・ウィンター氏は、「end of era(一時代の終わり)」にかけて「end of error(失敗の終了)」と表現。さらに「良い監督だが、まだエリートレベルではない。チェルシーの監督のようには見えなかった。だが、同情もできる」としつつ、「目に見える進化の兆候があれば“プロセス”は信じやすくなる。しかし、チェルシーは明らかに成長していなかった。トッド・ベーリーは行動する必要があったが、失敗の責任を負うべきだ」とし、経営陣の責任も強調している。

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