Lucas Piazon - ChelseaGetty Images

「ローンはただのビジネス」10年で7度ローン経験の元チェルシーFWが古巣のシステムに疑問

ルーカス・ピアソンは、古巣チェルシーの“ローンビジネス”への疑問をあらわにした。

2011年のチェルシー加入以降、約10年にわたり在籍したが、公式戦での出場はわずかに3試合のみに終わったピアソン。その間、同選手はマラガやフィテッセ、フランクフルト、レディング、フラム、キエーヴォ、リオ・アヴェを期限付き移籍で転々とした。

すでに26歳となり、今冬の移籍市場でついにクラブから退団してブラガに加入したブラジル人FWは『Oh My Goal』で、古巣のローンシステムについて「はっきり言って、僕たち(ローンで放出された選手たち)はクラブに戻って、夏に加入した新コーチ、新チームメイトとプレシーズンを送り、常に“仮に良いプレーができればコーチがおそらく引き留めてくれるだろう”というように感じていた」と話し、自身の思いを続けた。

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「でも、すぐに僕たちにチャンスがないことがわかった。クラブには高額を支払って獲得した選手たちがいて、間違いなく彼らが起用される。そして、3週間や4週間、5週間はチームにいられるけど、ローンで再び送り出されると考えていた。当初、チェルシーが僕のことを本当に欲しがってくれ、(ローンに出た後でも)本当に僕の活躍や帰還を望んでいたと感じていた。でも、3回や4回もローンが続くと、おそらくただのビジネスなんだとわかった」

「まるで誰かに買われて、そこでハッピーになれると思ったけど、そのクラブで再びプレーすることはなかったような感じだった。オランダからドイツに行ったとき、まったくの別世界だった。ドイツとオランダのリーグは別物で、オランダでプレーしたチームはドイツでプレーしたチームと完全に違っていた。慣れることやコーチやチームの希望に合わせることに当然時間が掛かった」

「常に大きな変化が起き、慣れるまでに時間が掛かった。忍耐強くなる必要があるけど、ローンである以上、そこには我慢はなかった。チェルシーから来たことが理由で、良いプレーをするというプレッシャーはとても大きかった」

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