チェルシーは、ペトル・チェフ氏の退任を発表した。
2003年の買収から19年間オーナーを務めてきたロマン・アブラモヴィッチ氏がロシア軍のウクライナ侵攻による制裁のためにチェルシー売却に動き、5月末に新たにトッド・ベーリー氏を中心とした共同事業体が買収に成功。総投資額42億5000万ポンド(約7000億円)に上るビッグディールが成立した。
これを受け、チェルシー首脳陣では大刷新が行われる。会長のブルース・バック氏が退任し、名物女性ディレクターのマリナ・グラノフスカイア氏もクラブから離れることが決定。そして、今度は2004年から10年以上にわたり大活躍し、引退後もクラブ幹部として関わってきたチェフ氏も退くことになった。
2019年夏にアーセナルで引退し、古巣チェルシーのテクニカル&パフォーマンスアドバイザーに就任したチェフ氏は、今回の決定について「この3年間、チェルシーでこの役割を果たせたことは極めて名誉なことだった。クラブが新たなオーナーシップになったことで、今が退く適切なタイミングだと感じている」と説明し、さらにクラブの成功を祈るエールを送った。
また、ベーリー氏はチェフ氏の退任を受け「ペトルはチェルシーファミリーのとても大切なメンバーだ。彼の退く決断を私たちは十分に理解しており、このクラブとコミュニティへのアドバイザーとしての彼の貢献と献身性に感謝している」と綴った。


