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直接対決制したニューカッスル、3位浮上&CL出場権獲得に大きく前進!チェルシーは6位後退の可能性も

プレミアリーグは11日に第36節が行われ、ニューカッスルとチェルシーが対戦した。

白熱する来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い真っ只中の4位ニューカッスル(勝ち点63/+21)と5位チェルシー(勝ち点63/+21)。前日にマンチェスター・シティが引き分けたために3位浮上のチャンスを手にした中、両チームにとって重要な意味を持つ直接対決を迎えた。

そんな大一番は、いきなり動く。ニューカッスルは2分、ボックス内でゴードンが相手と交錯したシーンはファールにならなかったが、トナーリが高い位置で奪い返して二次攻撃を発動。最後はマーフィーの折返しからトナーリが押し込んだ。ホームチームが大きなリードを奪う。

大歓声を浴びるニューカッスルは、その後も積極的なプレーでチェルシーを苦しめる。出鼻をくじかれたチェルシーは、15分過ぎから何度か相手ボックス付近まで侵入するも、決定機には繋がらない。その後もニューカッスルペースが続くと、35分に試合を左右する大きな出来事が。ニコラス・ジャクソンがボトマンとの競り合いの中で肘を顔面にぶつけたとして、VARレビューの結果一発退場に。劣勢のチェルシーは10人での戦いを強いられることになった。前半はニューカッスルが主導権を握ったまま、1-0で折り返す。

劣勢のチェルシーは、後半頭からマドゥエケに代えてリース・ジェームズを投入。対するニューカッスルも55分にボトマンに代えてマイリーを投入し、システムを4バックに変更した。

数的不利のチェルシーは55分過ぎから圧力を高め、62分にはボックス内でククレジャが鋭いシュート。しかし、GKポープのファインセーブに阻まれる。やや押し込まれていたニューカッスルは65分、ゴードンに代えてクラフトを投入。守備の安定を図る。

ゴールが欲しいチェルシーは75分、ラヴィアとチャロバーを下げてギュストとサンチョを投入し、勝負に出る。そのサンチョも絡みながら相手陣内まで押し込み、82分にはエンソ・フェルナンデスが際どいシュート。さらに圧力を高めて攻撃を仕掛けていくが、ゴールが遠い時間が続いた。

すると、次のゴールもニューカッスルだった。90分、ブルーノ・ギマランイスがボックス外からミドルシュートを狙うと、相手に当たったボールがネットに吸い込まれた。試合はこのまま終了。ニューカッスルが2-0でチェルシーとの直接対決を制した。

この結果、2試合ぶりの勝利を手にしたニューカッスルが勝ち点を66まで伸ばすことに成功。マンチェスター・Cをかわして3位に浮上した。一方で敗れたチェルシーは、勝ち点63のままに。この後に試合を控える7位ノッティンガム・フォレスト(勝ち点61/+12)の結果次第では、6位に転落する可能性がある。

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