FA杯準決勝敗退にチェルシー指揮官「マン・Cに十分な回復時間がなかったかもしれないが…」…涙のT・シウヴァは「今の気持ちは言葉で表現できない」

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、FAカップ準決勝マンチェスター・シティ戦後にコメントした。

20日に行われたFAカップ準決勝でチェルシーはマンチェスター・Cと対戦。両チームともにチャンスを作るも得点できない中で迎えた84分にマンチェスター・Cが先制点をマークする。その後、試合は動かず、チェルシーは0-1でマンチェスター・Cに敗れた。

連覇を目指すマンチェスター・Cを最後まで苦しめたものの、決勝進出にあと一歩届かなかったチェルシーのポチェッティーノ監督は試合後に「最も重要なことは決定的になること、ゴールを許さないことだ」と話し、試合を振り返った。

「今日、我々がしっかりと戦っていたとしても、我々が上回っていたチームだったとは言えない。しかし、この試合からポジティブなことを抽出することができる。このグループの選手たちにはこのような瞬間が必要だ。今は、できる限り最高の形でシーズンを終わらせるときで、その後どうやって良くなるかについて話すことができる」

「火曜日にはまた別のとても良いチーム、アーセナルと対戦し、我々はしっかりと準備する必要がある。マンチェスター・シティには十分に回復する時間がなかったかもしれないが、火曜日に我々には同様のことが言える。我々は異なる尺度でチームを評価する必要があり、過去のチェルシーと比べる必要はない。良い進化を示しているが、野心やどうやって向上するかを考える必要がある」

また、試合後に涙を流したチアゴ・シウヴァは自身の『X』で「今の気持ちを言葉で表現することは簡単なことではない。勝利できなかったことをとても申し訳なく思うし、僕たちはピッチ上ですべてを出し切った。このグループのことを誇りに感じている。最後まで僕たちを応援してくれたみんなに感謝している」と思いを綴った。