チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、チームへの批判に強烈な言葉を返している。
今季からマレスカ監督が指揮を執るチェルシー。昨年末から2月にかけて結果が出ない時期もあったが、最終節では上位を争うノッティンガム・フォレストとの直接対決に1-0で勝利。プレミアリーグを4位で終え、近年稀に見る激戦となったチャンピオンズリーグ出場権争いを制した。
スタメンの平均年齢が「24歳36日」とリーグで最も若いスカッドで、3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場を決めた他、カンファレンスリーグでも決勝戦に進出。28日にはレアル・ベティスとのファイナルが控えるなど、マレスカ監督体制初年度で充実のシーズンを送っている。
しかし今季のチェルシーは、指揮官のこれまでの発言やチームが一時苦しんだことから、一部のサポーターや識者から厳しい批判も浴びた。それに対し、勝利でプレミアリーグを終えたマレスカ監督が反論。会見で強烈な言葉を返した。
「選手たちには何の疑いもなかったよ。疑念は外から来たものだ。“答えを知っている人”、もしくは“真実を知っている人”は、『君たちは若すぎる。実力不足だ』なんて言っていたね。彼らは、チャンピオンズリーグ出場のためにアストン・ヴィラが勝ち点を落とすのを待っているようだった」
「彼らは『若すぎるし、経験不足だから、この試合で勝てない』と言っていたようだ。残念ながら、間違っているのは彼らだったね。真実を知り、あらゆる問題の答えを知っている人たちがね」
「だから、英語で言うとしたらどう言えばいいんだろう？ “F＊＊＊ off（消えろ）”かな。彼ら全員に。選手たちはこれに値するんだ。その努力は素晴らしかった」