チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドは、FWジェイドン・サンチョに関して特殊な条項を結んでいたようだ。
2021年夏にマンチェスター・Uへ加入したものの、コンディションの問題やエリック・テン・ハーグ前監督との衝突などで活躍を残せなかったサンチョ。すると昨夏にチェルシーへとレンタルで加入し、今季は公式戦29試合で2ゴール6アシストを記録していた。
そしてチェルシーとマンチェスター・Uの間では、特殊な条項が結ばれていたという。『The Athletic』によると、チェルシーはサンチョの完全移籍を完了させない場合、マンチェスター・Uへと500万ポンド(約9.7億円)を支払うことになるようだ。
同メディアによると、チェルシーとマンチェスター・Uは昨夏、サンチョに関して1シーズンのレンタル契約を結んでいるが、これには最大2500万ポンド(約48億円)の買取義務が付帯していた模様。しかしチェルシー側は、一定額を支払うことでこの買取義務を破棄できるオプションを持っていると伝えられている。
なお、チェルシーとサンチョの関係は良好であるとも。現在クラブは夏の移籍市場で新たなウインガー獲得に動いているが、これはドーピング検査で陽性反応が出たため暫定的に出場停止中のミハイロ・ムドリクの状況に関係するものであり、サンチョのパフォーマンスは一定の評価を得ているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
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