Thomas Tuchel Chelsea 2021Getty Images

FA杯では下したマン・CとCL決勝で激突…トゥヘル「良い感覚と自信を与えてくれた」

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)決勝へ自信をのぞかせた。

5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグで、レアル・マドリーをホームに迎えたチェルシー。前半から主導権を握ると、28分にティモ・ヴェルナーが先制点を奪う。その後なかなか追加点を奪えなかったが、85分にメイソン・マウントがネットを揺らして勝負あり。2-0で勝利し、2戦合計スコア3-1で決勝進出を決めた。

9年ぶりのファイナル進出を決めたチェルシーだが、決勝戦の相手は同じくプレミアリーグ所属のマンチェスター・シティ。今週末もリーグ戦で相まみえる相手が、ビッグイヤーをかけた最後の対戦相手となる。

以下に続く

チェルシーは今シーズン、トゥヘル監督就任前のリーグ戦では1-3と敗れたが、就任後のFAカップ準決勝では1-0と下しており、すでにノックアウト方式の大会で一度勝利している。試合後の会見でドイツ人指揮官は、ジョゼップ・グアルディオラ監督との再戦は「FAカップでの勝利によって優位に立てたか?」と問われると、「それはないね」としつつ、以下のように続けている。

「だが、準決勝を極限の状態で戦えたことは我々に良い感覚と自信を与えてくれたよ。前にも言ったし、これからも言っていくが、私にとってはバイエルン・ミュンヘンとマン・シティが基準だったんだ。だからその差を縮めたかった」

「今回の準決勝で、我々は非常に印象的なパフォーマンスを見せることができた。それがもう一度必要だ。この試合は最高峰のレベルだったから、今後の試合に向けて信念と自信を手にできるよ」

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