チェルシーは、リアム・デラップの獲得を発表した。
マンチェスター・シティ下部組織出身のデラップは、昨夏にイプスウィッチ・タウンに加入。プレミアリーグ昇格するも、1年での2部チャンピオンシップへの降格が決まったチームの中で、同選手は公式戦40試合で12得点2アシストを記録して攻撃陣を牽引した。
この活躍はチェルシーを始めとしたプレミアリーグ勢から高く評価されており、イプスウィッチが降格したことから、デラップが今夏に新天地を求める可能性が高まっていた。そして、クラブワールドカップや新シーズンに向けて前線の補強を目指すチェルシーからの強い関心が届いており、先日にはクラブ間で合意したと伝えられていた。
そして4日、チェルシーはデラップの獲得を発表。両者は2031年夏までの6年契約を締結した。また、イギリス『スカイスポーツ』によると、イプスウィッチが設定していた3000万ポンド(約58億円)の契約解除金が移籍金として支払われる。さらに、古巣のマンチェスター・Cは昨夏の取引にセルオン条項を付けており、移籍金の20%を受け取ることになるようだ。
チェルシーに新天地を求めることの決まったデラップは、クラブの公式ウェブサイトで「このクラブのステータスを理解しているし、選手たちやコーチが歩んできた軌跡を見ることができる。僕が成長するための素晴らしい場所になるはずだし、ここで最高のことを成し遂げ、クラブがさらなるトロフィーを勝ち取るのを助けられることを願っている」と抱負を語っている。




