チェルシーは、オランダ代表DFヨレル・ハトの獲得を発表した。
今夏の移籍市場でも積極的な補強を敢行するチェルシー。新シーズンに3年ぶりにチャンピオンズリーグの舞台に戻るクラブは、優勝したFIFAクラブワールドカップ前から新戦力の獲得を続け、すでにリアム・デラップやジョアン・ペドロ、ジェイミー・ギッテンスらをチームに迎え入れた。
そんなチェルシーの次なる補強はハト。アヤックスの下部組織出身で2023年に16歳でファーストチョイスデビューを飾った若手の有望株は、19歳ながらすでに公式戦111試合に出場し、直近の2シーズンでチームの主力を務めて大きな注目を集めてきた。また、2023年11月に18歳でオランダ代表デビューも飾った。これを受け、今夏にはアーセナルやレアル・マドリーからの関心も届いていたが、先日からチェルシー移籍に迫ると伝えられてきた。
そして3日、チェルシーはハトの獲得を発表。両者は2032年夏までの7年契約を結んだ。また、アヤックスの発表によると、移籍金は4418万ユーロ(約80億円)に上る。
チェルシーに加入することが決まったハトは、クラブの公式ウェブサイトで「とても興奮しているし、ここにいられてとてもうれしい。僕は将来についてよく考えていたし、僕のキャリアの次のステップに進みたかった。チェルシーは僕にとってそうするための最善の場所だから、とてもうれしい」と喜びを語っている。
なお、チェルシーにとってハトは今夏の移籍市場で8人目の新戦力となり、費やした移籍金の総額はすでに2億5000万ポンド(約493億円)を超えたと伝えられている。




