チェルシーにジョアン・フェリックスを買い取る意思がないようだ。
2019年夏にクラブ史上最高額でアトレティコ・マドリーに加入したフェリックス。しかし、ディエゴ・シメオネ監督のプレースタイルになかなかフィットせず、十分な期待に応えられないまま、今冬の移籍市場でチェルシーに期限付きで加入した。
するとフェリックスは、新天地で躍動。得点面での苦悩が続き、失意のシーズンを送ったチェルシーの攻撃陣をけん引する活躍を見せた。これを受け、クラブが今夏の移籍市場で買い取りに動くことが予想されていた。
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しかし、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の就任が決まったチェルシーは、フェリックスの獲得を見送ることになるようだ。アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長は30日午後に記者に対して同選手がプレミアリーグのクラブに完全移籍しないことを明かした。
「昨日、チェルシーの新指揮官がフェリックスを望んでいないというニュースが私たちのもとに届いた。このことがわかってから24時間も経っていない。彼はここに戻ってくるし、その後のことはどうなるだろうか。私たちには何のプランもない。しかし、彼はアトレティコ・マドリーの選手だ」