プレミアリーグは13日に第21節が行われ、チェルシーとフラムが対戦した。
昨年末にリーグ戦で連勝を飾っていたものの、先日にはリーグカップ準決勝1stレグで2部ミドルズブラに敗れた(0-1)チェルシー。現在10位と上位浮上のために勝ち点3が必要な中、フラムとのダービーを迎えた。ニコラス・ジャクソンをアフリカ・ネーションズカップで欠く中、ポチェッティーノ監督は1トップにブロヤを起用している。
アフリカ・ネーションズカップでイウォビやバッシーら主力不在のフラムに対し、チェルシーは序盤からボールを保持。12分にはボックス内でエンソ・フェルナンデスにチャンスが訪れたが、DFのブロックに阻まれる。その後も敵陣でボールを回収しながら分厚い攻撃を仕掛け、15分にはギャラガーがシュートを放ち、21分にはブロヤが決定機を迎えた。一方で27分にはピンチを迎えたものの、ウィルソンのシュートはGKペトロヴィッチがファインセーブで抑えている。
チェルシーはその後もボールを握るが、フラムの固いブロックを前に攻め込めない時間が続く。過密日程の影響もあってか鋭さを欠くシーンも散見されたが、前半アディショナルタイムにスターリングがボックス内で倒されてPKを獲得。これをパーマーが沈め、チェルシーがリードを奪って前半を折り返す。なお、パーマーは今季リーグ戦9ゴール中これが5回目のPK成功に。担当したPKすべてを成功させている。
リードを奪ったチェルシーは、53分にカウンターからスターリングがポスト直撃のヘッドを放つ。56分にはブロヤ、59分にスターリングと立て続けに決定機を迎えた。しかし前に出るフラムに苦戦し、73分にはヒメネスに決定的なシュートを許したが、ここもGKペトロヴィッチが救っている。
押される時間が続いたチェルシーだが、77分には負傷から約3カ月半ぶりに復帰したチルウェルを投入。試合のコントロールを図る。83分のギャラガーのシュートはポストに直撃するなど追加点は奪えなかったが、1点を守りきって1-0で勝利を飾った。これでリーグ戦3連勝を達成している。





