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【動画】チェルシーファンの野村明弘氏、今季ここまでをどう見る?「ランパードには時間を」

サッカー実況でお馴染みの野村明弘氏が、今季のチェルシーについて「FOOTBALL FREAKS PLUS」で語った。

今シーズンは、『DAZN』の欧州サッカー番組「FOOTBALL FREAKS」の特別編として、『Goal』で「FOOTBALL FREAKS PLUS」と題したレビューを実施。今回は同番組でMCを務める実況者の野村明弘氏が、自身がファンでもあるチェルシーについて語った。

昨季4位のチェルシーは、今夏にティモ・ヴェルナーやハキム・ツィエク、カイ・ハヴェルツ、チアゴ・シウバ、ベン・チルウェルなど大型補強を敢行した。野村氏が「ティモ・ヴェルナーをはじめ、多くのビッグネームを獲得したことで、オーナーやファンからのプレッシャーがランパードにのしかかる中でスタートしました」と語るチェルシーは、第2節でリヴァプールと対戦。野村氏は、0-2で敗れたリヴァプール戦でフランク・ランパード監督の成長と課題が見て取れたとし、以下のように話した。

「ハヴェルツをトップにおいて、攻撃ではワンタッチで相手のプレスをかいくぐり、守備では少し引き気味に対応しました。このあたりで、相手を研究し、準備をして臨んでいるなと感じましたね。ランパード監督の成長も感じられたところで、クリステンセンが退場してしまった。そこから立て直すのに時間がかかっていたので、そのあたりは課題かなと思います」

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さらに、第3節のWBA戦では前半にミスが重なって3失点。それでも、後半の反撃で3点を返してドローで終えた。この試合がプレミアリーグデビューとなったチアゴ・シウバについて、野村氏は「チアゴ・シウバもデビュー戦でミスをして3失点。そこから同点に追いついたのは大きな意味があると思いますが、あれだけのベテランでもプレミアでやるのはちょっと(感覚が)違うのかなと」と、プレミアリーグの適応が簡単ではないことを強調。過去の例を出して、以下のように続けた。

「プレミアに馴染むというところで言えば、過去にケヴィン・デ・ブライネやモハメド・サラーなどもチェルシーに馴染めなかった苦い思い出が…。彼らは他の国に行って戻ってきて凄い選手になりましたからね。もう少し長い目で見ていってほしいし、結果が出なくても色々試しながら、ランパード監督にも時間を与えてほしいです」

そのほか、『DAZN』で木曜日に配信される本編では、プレミアリーグでみられる傾向、ナポリ対アタランタのプレビューなどのセリエA特集がお届けされる予定だ。

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