チェルシーは、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの獲得に向けてベンフィカと交渉を行っているようだ。
昨夏にオーナーが変わり、さらにシーズン途中からグレアム・ポッター監督が指揮を執るなど新体制となったチェルシー。しかしプレミアリーグでは10位、FAカップやリーグカップでも敗退と、厳しい戦いが続くことに。そうした中、クラブは冬の移籍市場で7選手の獲得に総額2億ユーロ(約283億円)以上を投資する超大型補強を敢行している。
そして最後の補強として、先日からE・フェルナンデス獲得に向けてベンフィカと交渉を行っていることが伝えられていた。その交渉は1月のマーケット最終局面でも続けられているようだ。イギリス『スカイスポーツ』によると、現在も交渉は行われているという。
同メディアによると、チェルシーはすでに契約解除金となる1億500万ポンド(約168億円)を支払う意思をベンフィカに通達。しかし、支払条件でまだ合意していないようだ。チェルシー側は税金の問題やファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)を避けるため、5年間での6回払いを希望。一方ベンフィカは、2年間での3回払いを求めているという。チェルシーは3回払いであればより少ない金額を最初に支払うことを希望しており、未だ契約はまとまっていないと伝えられている。
なおポルトガル『SIC』によると、E・フェルナンデスはリスボンの病院でメディカルチェックを受けているという。最終日にイングランド史上最高額での移籍は成立するのか、注目が集まっている。




