チェルシーGKエドゥアール・メンディが、20-21シーズンを総括している。
20-21シーズンはリーグ戦こそ4位に終わったチェルシーだったが、UEFAチャンピオンズリーグ決勝ではマンチェスター・シティを1-0で下し、クラブ史上2度目の欧州制覇を果たした。
正GKとしてチームの戴冠に大きく貢献したメンディはフランス『レキップチャンネル』を通じて「チェルシーでプレーする以上、最善を常に尽くす必要がある」と発言。ロンドンでの日常が刺激的だと述べている。
「やはりこのようなチームでゴールを守る立場として、常に改善し続け、最良の方向性へと自らを押し進める必要があるんだ。結果としてビッグタイトルを手にすることもできた。時間をかけて尽力した結果の成果だと思う。自分に限界を設定せず、すべてを成長の糧にするつもりで毎日の生活を送ってきた」
欧州の挑戦に立ったという偉業については「この瞬間を経験できたことを誇りに思うと同時に、とても幸せだよ。キャリアではこのような栄光を体感できることは滅多にないことだからね」と喜んだ。
そして1月から指揮を執るドイツ人指揮官トーマス・トゥヘルの存在も大きかったとメンディは説いている。
「トゥヘルがチェルシーに来て以来、僕らは自信を深めてきた。特にマンチェスター・シティ戦では何度も勝利したし、自分たちはフィジカル面でアドバンテージがあると自覚したことも大きかった」
「もちろん試合中のスタッツではマンチェスター・Cのほうが上に見えるかもしれない。ただ、チャンピオンズリーグのファイナルでは、ゴールで上回ることだけが重要だった。結果として戦術面でもチェルシーは完璧な試合を遂行できたと思っている」