チェルシーのOBであるジョー・コール氏は、古巣の状況を心配している。
18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグで、レアル・マドリーをホームに迎えたチェルシー。ファーストレグを0-2で落としていた中で逆転突破を目指したが、ロドリゴに2ゴールを許してそのまま0-2で敗戦。2試合合計0-4と、厳しい結果で大会を後にしている。
これでフランク・ランパード監督が2度目の就任を果たしてから、4連敗となったチェルシー。ジョー・コール氏は『BT Sport』で、古巣のマネジメントを非難。冬の大型補強の影響などもあり、トップチームの選手の数が多すぎると指摘している。
「自分の居場所を求めてプレーしている選手もいるかもしれないが、それ(来季の監督)が決まっていないため、シーズンがどうなるかもわかっていない。30人もの選手がスカッドにいて、その多くが自分は先発だと思っている。バカげているね。どうやってその選手たちのモチベーションを上げればいいんだ?」
一方『BBC Radio 5 Live』に出演したアーセナルOBリー・ディクソン氏は、「クラブ全体がボロボロで、それが一夜にして変わることはない」としつつ、以下に続けた。
「チェルシーはここ数年間、こういった状況に慣れていない。だが自分たちの将来を賭けてプレーしているのだから、気を引き締めないと。ランパードが今後数週間でどう対処するのかは興味深いところだ。選手としては、一生懸命にやるしかない」




