ブライトンのスカウト部門トップであるサム・ジュエル氏は、チェルシーのオファーを受け入れたようだ。
近年ブライトンから多くの選手・スタッフを引き抜いているチェルシー。2022年夏にはマルク・ククレジャ(移籍金5600万ポンド)、昨夏にはロベルト・サンチェス(移籍金2500万ポンド)、モイセス・カイセド(1億1500万ポンド)を獲得した他、2022年にはグレアム・ポッター監督、さらに当時の採用責任者であるポール・ウィンスタンリー氏をクラブに加えていた。
ジュエル氏は、ウィンスタンリー氏の退団に伴いブライトンの採用責任者に就任していたが、後を追ってチェルシーへ向かうことになる。ブライトンは公式HPで、現在ガーデニング休暇を過ごしているジュエル氏がチェルシーのオファーを受け入れたことを発表。『The Athletic』によると、11月頃にはチェルシーのマルチクラブ・オーナーシップ(MCO=複数クラブ保有)全体で世界的な役割を担うことになるようだ。
ブライトンでは、カイセドやアレクシス・マクアリスター(現リヴァプール)の獲得にも関与し、高く評価されているジュエル氏。昨年10月にはレンジャーズのテクニカルディレクター職を断り残留していたが、プレミアリーグのビッグクラブで新たな挑戦に挑むことになる。

