チェルシーの主将セサル・アスピリクエタとタム・エイブラハムの間に、PKのキッカーを巡ってひと悶着があった。
3日に行われたプレミアリーグ第4節でチェルシーはホームでクリスタル・パレスと対戦。ベン・チルウェルに移籍後初ゴールが生まれ、クルト・ズマが追加点を挙げると、終盤にはジョルジーニョが2つのPKを沈めて4-0で開幕節以来の勝利を挙げた。
しかし、82分の2つ目のPKを巡ってチーム内で衝突が起きる。カイ・ハヴェルツがボックス内で倒されてPKを得た際、エイブラハムは素早くボールを掴み、ペナルティスポットに向かう。すると、後方から走ってきたアスピリクエタがボールを奪い、すでに1本目のPKを決めたジョルジーニョにボールを託した。
主将の行為に対して、エイブラハムは不満をあらわに。今シーズン、すでに2ゴールを挙げるストライカーは、ジェスチャーを交えながら最後まで自身がキッカーを務めることを主張するものの、アスピリクエタになだめられ、手を引かれながらペナルティエリアの外へ連れ出された。
試合中に起きた衝突についてフランク・ランパード監督は「この件は解決した。何も問題はない。些細なことだった。私はリーダーを求めている。タムがゴールへの執念を見せたことは良かったが、いきなりキッカーを務められるものではない」とコメントしていた。
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