チェルシーMFカーニー・チュクエメカは、しばらく離脱を強いられるかもしれない。
昨夏1800万ユーロと伝えられる移籍金で、アストン・ヴィラからチェルシーに加わったチュクエメカ。最初のシーズンは激しいポジション争いの中でプレミアリーグ14試合の出場にとどまったが、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督の信頼を獲得し、今季はプレミアリーグ開幕から2試合連続で先発出場。ウェストハム戦(1-3)では初ゴールも奪っていた。
しかし、この試合の前半終了間際に相手と交錯した際にヒザを負傷。スタッフに両脇を抱えられながらピッチを後にしている。試合後、ポチェッティーノ監督は「明日評価する必要がある。ヒザがどうなったのかをね。本当に不運だった」とし、後日検査で状態を確認するつもりだと明かしている。
今季躍進の期待が高まっていた19歳MFだが、ウェストハム戦を取材したラーマン・オスマン記者は自身のSNSで松葉杖をつきながらスタジアムを後にする動画を公開している。地元メディア『football.london』は、「幸いなことに保護ギプスを付けてはいなかったが、さらに心配する理由だ」とし、「チェルシーに大きな不安をもたらす」と指摘している。
期待の新戦力であったFWクリストファー・エンクンクは12月以降まで長期離脱することが伝えられ、主将のリース・ジェームズもハムストリングの負傷で離脱中。さらにブノワ・バディアシルやウェスレイ・フォファナらもケガで戦列を離れているなど、負傷者が続出しているチェルシー。新たにチュクエメカも負傷者リストに加わる可能性があるようだ。




