チャンピオンズリーグ（CL）は2日にグループリーグ第4節が行われ、バイエルン・ミュンヘンはベンフィカと対戦した。
ここまで3連勝、12得点無失点と完ぺきな内容でグループEの首位を走っているバイエルン。ホームにベンフィカを迎えての一戦では、最前線にレヴァンドフスキ、2列目にコマン、ニャブリ、ザネが並んだ。
バイエルンは15分、セットプレーからネットを揺らされたが、VARレビューの結果オフサイドの判定で救われる。すると26分、右サイドのコマンがしかけてクロスを送ると、ファーに構えていたレヴァンドフスキが頭で叩き込んだ。この試合がCL100試合目となったエースにとって、同大会通算79ゴール目。今季は公式戦16試合目で早くも20ゴールに到達した。
バイエルンの勢いは止まらず、32分にはボックス内に飛び出したレヴァンドフスキのラストパスをニャブリがヒールで流し込んで2点目を奪う。苦しいベンフィカだが、38分にセットプレーからモラットがヘッドで1点を返すことに成功。前半終了間際のレヴァンドフスキのPKはヴラホディモスがストップし、1点差となったまま折り返す。
PKは止められたバイエルンだったが、49分に3点目。キミッヒのボックス内への浮き球パスをデイヴィスが落とし、ザネが巧みなボレーで叩き込んだ。後半開始早々に突き放す。
その後もバイエルンが攻勢をしかけ、61分にはザネのお膳立てからレヴァンドフスキが再びゴール。CL通算得点数を「80」とした。74分にはヌニェスに2点目を奪われたが、それ以上のゴールは許さず。84分にはノイアーのパスからレヴァンドフスキが技ありループでハットトリックを達成し、5-2でホームのバイエルンが勝利を収めた。
この結果、4連勝のバイエルンが勝ち点を12にまで伸ばし、決勝トーナメント進出を決めている。
■試合結果
バイエルン・ミュンヘン 5-2 ベンフィカ
■得点者
バイエルン：レヴァンドフスキ（26分、61分、84分）、ニャブリ（32分）、ザネ（49分）
ベンフィカ：モラット（38分）、ヌニェス（74分）
