Ao-TanakaGetty Images

ファルケがサンダーランド戦で田中碧を途中交代した理由を説明「難しい決断だった」

リーズのダニエル・ファルケ監督は、チャンピオンシップ第33節のサンダーランド戦で田中碧を途中交代させた理由を説明した。『リーズ・ユナイテッド ニュース』が伝えた。

リーズは17日、第33節でサンダーランドと対戦。試合は前半のうちに先制される難しい展開となったが、ゲーム終盤にパスカル・ストライクが2つのゴールを奪い、劇的な形で逆転勝利を飾った。

この試合で田中は精力的なプレーを見せたが、ビハインドの展開の中でCBと71分に途中交代となった。この交代について問われた指揮官のファルケ監督は、田中をなぜ交代したのか理由を説明した。

「それは非常に難しい決断だった。通常、(このような展開には)攻撃的な選手を投入する。私は2人のMFを下げ、CBを入れた。なぜなら、セットプレーの後にセットプレーを作り出していると感じたからだ」

「だから、私は最高のセットプレーキッカーであるジョー・ロスウェルをピッチに投入したかったんだ。また、最大のターゲットであるパスカル・ストライクも欲しかった。長期離脱から復帰したパスカルをCBとして投入するのはまだ複雑だった。彼はすべてのカウンターを守らなければならない。決して簡単ではないんだ。私は数分間、この決断を疑っていたんだ!」

結局、この交代が功を奏し、ストライクが二つのゴールを奪取。ファルケ監督の采配が勝利を手繰り寄せた。

「(私のプランは)田中碧も下げなければならないことを意味した。彼はイエローカードを受けていたが、素晴らしい試合をしていたと思う。しかし、私はこの瞬間、キャプテンであるアンパドゥをピッチに置きたかった。だから、難しい決断だったよ」

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