Muller, Gnabry - Bayern Munich vs BarcelonaGetty

平均得点数は異次元の「4.2」…バイエルン、バルセロナが持つCL歴代最多ゴール記録更新なるか

バイエルン・ミュンヘンが、不利な状況からバルセロナのチャンピオンズリーグ(CL)記録を更新するかもしれない。スペイン『マルカ』が注目している。

バイエルンは、エースFWロベルト・レヴァンドフスキを筆頭に圧倒的な攻撃力で2019-20シーズンのCL決勝までたどり着いた。グループステージからすべての試合に勝利し、決勝トーナメント1回戦では2戦合計7-1でチェルシーを撃破。そして、一発勝負となった準々決勝ではバルセロナに8-2という歴史的なスコアで圧勝し、世界中に衝撃を与えた。

決勝では、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリーに所属していた2013-14シーズンに達成した17ゴールという歴代最多得点を、ここまで15ゴールを決めているレヴァンドフスキが超えられるかにも注目が集まるが、クラブとしても新記録達成に期待がかかっている。

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バイエルンは今シーズン、CLでこれまで計42ゴールを記録。歴代トップに立つバルセロナは1999-2000シーズンに45ゴールをマークしており、並ぶためには決勝のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で3ゴールが必要となっている。

とはいえ、当時のCLの方式(GS1次、2次、8チームによる決勝Tで最大17試合)においてバルセロナは16試合を戦っており、『マルカ』によれば1試合平均得点数は「2.8」。一方、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で準々決勝と準決勝が一発勝負となったため、バイエルンがこれまでに消化したのは10試合のみ。

バイエルンの1試合平均得点数は「4.2」という異次元の数字となっており、決勝でもその力を発揮できればチーム総得点数新記録にも手が届く計算となる。

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