現地時間11日、スコティッシュカップは5回戦が行われ、日本人選手5人が所属するセルティックはホームのセルティック・パークにセント・ミレンを迎えた。
セルティックは古橋亨梧と前田大然が先発し、旗手怜央、岩田智輝、小林友希がベンチからのスタートとなった。
立ち上がりから圧倒的にボールを保持して試合を支配するセルティックだが、14分にアクシデントが発生。古橋が接触プレーで痛め、アバダとの負傷交代を強いられた。
エースを失ったセルティックだが、直後にもう1人の日本人ストライカーが結果を残す。16分、エリア内右でボールを受けたムーイの折り返しを、ニアサイドに飛び込んだ前田が合わせてセルティックが先制する。
前田のゴールで先制したセルティックはその後も主導権を握り、1-0で試合を折り返した。
後半に入ってもセルティックが優位に試合を進める。63分にはムーイ、ジョタ、ターンブルを下げ、旗手、オレイリー、オ・ヒョンギュを投入。すると72分、エリア内でGKをかわしたアバダのシュートをタイラーが手で防いでしまい、VARの結果、タイラーは退場、そしてセルティックにPKが与えられる。このPKを旗手がゴール左へと沈め、セルティックが2-0とリードを広げた。
さらに80分にはマクレガーのシュートのこぼれ球をオ・ヒョンギュが押し込み3点目。86分にPKで失点を許したものの、終了間際にオレイリーと旗手がダメ押しゴールを決め、終わってみれば5-1と大勝したセルティックが次のラウンドへと駒を進めた。
■試合結果
セルティック 5-1 St.ミレン
■得点者
セルティック:前田(16分)、旗手(76分PK、90+5分)、オ・ヒョンギュ(80分)、オレイリー(90分)
St.ミレン:オハラ(87分PK)