セルティックがウィルフリード・ナンシー監督の就任を発表した。契約は2年半となる。
ナンシーは2021年にティエリ・アンリ氏の後任としてモントリオールで指揮官としてのキャリアを開始。その後、2022年からはコロンバス・クルーの指揮官に就任して、2023年MLSカップ(MLSプレーオフ)優勝、翌年にはリーグスカップ制覇を成し遂げ、同年にMLSの年間最優秀監督に選出されるなど、北米で大きな実績を残している。
すると4日、セルティックの新監督となることが決定。暫定的に率いていたオニールの後を引き継ぐこととなり、公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「セルティックの監督に任命されてとてもうれしい。私にとっても家族にとっても大変な名誉だ。何か言う前に一つだけ言わせてほしい。ここ数週間、チームのために尽力してくれたマーティン・オニールとショーン・マロニーに、感謝の気持ちを伝えたい。彼らの仕事は素晴らしかった」
「彼らは長年にわたりクラブに多大な貢献をしてきた。そして、 私と同じように、ファンの皆さんも、彼らがこの間成し遂げてきた素晴らしい仕事ぶりを高く評価していると思う。彼らには心からの敬意と感謝の気持ちを抱いている。近いうちに二人にお会いして、個人的に感謝の意を表したい」
「今、この偉大な仕事を引き継ぎ、偉大なクラブを前進させるのは私の責任だ。この輝かしい組織の一員として、早くスタートを切りたいと思っている。セルティックは世界有数の本格的なサッカークラブの一つだ。真の雰囲気と情熱、そして高い基準と要求水準を持ち合わせている。私はその準備万端だ」
「私はセルティックの歴史と価値観を知っている。そして、この旅路で私に何が期待されているかも知っている。セルティックが多くの人にとってどのような意味を持つのかを知っている。そして、私の一番の目標はシンプルだ。それは、ファンの皆さんが誇りに思える、強く、エキサイティングで、攻撃的で、勝利を収めるサッカーチームをお届けすることだ。ファンの皆さんにすぐに会えるのを楽しみにしている。一緒に素晴らしいひとときを過ごせたらいいなと思っている」


