Jesse Marsch Salzburg 2019-12-10(C)Getty Images

南野拓実の恩師がセルティック指揮官のポストに関心「伝統あるチーム…うわさに挙がるだけで光栄」

ザルツブルクを率いるアメリカ人指導者ジェシー・マーシュが、セルティック指揮官のポストに関心を示している。

ニール・レノン前監督が退任し、2021年2月からはジョン・ケネディ暫定監督が率いているセルティック。マーシュ監督はイギリス『BBC』の取材を通じて、スコットランドの名門セルティックについて「とても興味深いね」と口にしている。

「セルティックが新監督を求めていると聞いたことがあるよ。そのうわさに私の名前が入っているということもね。それはとても名誉なことだ」

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「3、4年前だったら、私はセルティックのような伝統あるチームから求められることさえ不可能だったろうね。もちろん今はザルツブルクの監督だから、すぐさまグラスゴーに行くことは難しい。それでも私は常に今後のことを視野に入れている」

「もちろんクラブによって求められることは違う。正しいプロセスで伝統を貫き、アカデミーに投資して若い選手を育てるチームもあるだろう。勝つだけでなく、育成に力を入れたりね。でもセルティックの場合は状況が違う。あのチームは常にスコットランドでも勝ち続けなくてはいけない。私はそのことをよく知っている」

今季、セルティックは最大のライバルであるレンジャーズに復権を許し、10連覇を逃す結果となった。それだけに同チームは復活へと導ける指導者を探しているとされる。

アメリカ人指揮官のマーシュ氏はザルツブルクで南野拓実、アーリング・ハーランドなどを指導。19-20シーズンはUEFAチャンピオンズリーグでも存在感を示し、一躍評価を高めていた。

マーシュ監督は「もちろんセルティックの仕事は面白いだろうね」と言いつつ、グラスゴー行きが現時点では難しいと説明している。

「伝統あるクラブから求められるとしたら、それはとても光栄なこと。ただ、私は今のところオーストリアですべきことがある。指導者として褒められるほど、他の可能性も生まれるものだ。これはジレンマだよね」

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