セルティックは5日、スコティッシュ・プレミアシップ第28節でセント・ミレンとのアウェー戦を迎えた。
24勝1分け1敗でリーグ首位を走るセルティックが、6位に位置するセント・ミレンと対戦。日本人選手では前田大然、古橋亨梧、旗手怜央が先発し、小林友希と岩田智輝がベンチスタートとなった。
立ち上がりにボックス内でのテイラーのハンドで献上したPKをオハラに決められてビハインドを背負ったセルティックは、ここからポゼッションを高めて攻勢に出る。なかなか決定機を演出できない時間が続いたが、24分に相手のクリアボールをボックス手前の旗手がダイレクトシュート。強烈なボールを飛ばしたが、わずかにバーの上へはずれる。
そんな中、38分にはセルティックに大きな判定。セント・ミレンDFダンのバックパスが短くなったところを前線で諦めずに追い続けていた古橋が奪いにかかる。たまらず古橋を倒したダンが決定機阻止で一発退場となり、古橋の好プレーでセルティックが数的有利の状況を手にする。
ハーフタイム明けに前田を下げたセルティックは、迎えた後半にゴールを量産。まずは56分、ボックス右のムーイの折り返しからニアサイドのジョタが滑り込みながらのシュートを押し込んで同点とする。61分にはムーイが左サイドからFKを入れると、ファーサイドで飛び込んだジョンストンが決めて、セルティックが逆転に成功する。
その後、66分に古橋と旗手を下げたセルティックは、70分にボックス右から鋭いシュートを突き刺したアバダが3点目を記録。さらにオライリーとオ・ヒョンギュのPK弾で加点したセルティックが、終わってみれば後半だけで5ゴールを挙げる逆転勝利で7連勝を達成した。