セルタは3日、スペイン人指揮官ラファエル・ベニテス監督の就任会見を開いた。同指揮官はガリシアの地で成功をつかむ大きな意欲を口にしている。
エヴァートン指揮官の座を解任された2022年1月以来の現場復帰を果たしたベニテス監督。セルタおよびPSGの相談役として働くポルトガル人スポーツディレクター、ルイス・カンポス氏からこの話を持ちかけられた際、大きなモチベーションを感じたとのことだ。
「とても満足している。ルイス・カンポスからセルタのプロジェクトについて話を聞いた際、これこそ私の求めていたものだと感じた。そう、私が欲していたものはプロジェクトなんだよ。最初から明確なアイデアを持って競争に臨みたかったんだ」
「私は多くのオファーを受けていた。自慢したいわけではないが20以上はあった。スペイン国内でも数クラブから誘われていたね。もっと遠くのクラブから、もっと多くの金銭を提示されもしたが、しかし私が求めていたのは有数のリーグで様々なことを実現していけるプロジェクトだったんだよ」
また、どのようなチームを構築するかを問われると、次のように返答している。
「ピッチ内外で安定しているチームだ。激しくて、ボールとともにスピーディーで良質なプレーを見せる。選手が足りていないことは全員が認識している。これから必要な選手たちを加えていくよ」
「チームを上向かせていきたいが、私はリアリストでもある。イアゴ・アスパスらと話をしながら、内部の事情も知ろうと務めているよ」
昨季ブレイクを果たし、プレミアリーグ移籍も噂されているMFガブリ・ベイガについては、残留することを願った。
「このクラブにとって大切な選手だ。ずっとここで続けてほしいと思っている。私は彼の存在を歓迎しているが、しかし何が起こるのかは分からないね」




