元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノ氏が、元同僚クリスティアン・ヴィエリ氏が配信する『Twitch(ツイッチ)』チャンネル「Bobo TV」に出演し、古巣インテルに苦言を呈した。
アントニオ・コンテが指揮を執るインテルは今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)においてグループステージ最下位敗退という辛酸をなめたが、パフォーマンスは尻上がりに向上。2月中旬にセリエA首位に立つと、徐々に2位ミランとの差を広げ、11年ぶりのスクデットが目の前に近づきつつある。
しかしカッサーノ氏は、そんなコンテ率いるチームの3-5-2のシステムに苦言を呈した。元イタリア代表FWは、インテルの戦術が守備的すぎると非難する。
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「インテルはもはや自滅でもしない限り、スクデットを獲得するだろう。しかしあまり言いたくはないが、あまり良いプレーをしていない。(ルイ)ファン・ハールのアヤックスも3バックでプレーしていたが、コンテの場合は、5-3-2でプレーしているようなものだ。ゴール前に全員が並び、停車したバスのように守る。こんなカルチョは見ていると、悪寒がする。俺だったら、会長のところへ行って、『こんな監督は追い出してくれ』と直談判するよ」
またカッサーノ氏は、インテルの補強について問われると、持論を展開。「新たな補強だって? コンテは王者を欲しがらないんだよ」などと見解を示した。
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