Borussia Dortmund v Ulsan HD FC: Group F - FIFA Club World Cup 2025Getty Images Sport

買取OP下回る43億円で実現?ドルトムント、21歳MFを完全移籍で再獲得!「新しいサッカーの故郷」

ボルシア・ドルトムントは26日、チェルシーからMFカーニー・チュクエメカを完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は2030年までとなっている。

現在21歳のチュクエメカは、アストン・ヴィラの下部組織出身で、2022年夏にチェルシーへと加入。今年2月にはシーズン終了までのレンタルでドルトムントに加入し、今夏のFIFAクラブワールドカップにも出場していた。

そんなチュクエメカの再獲得を狙うドルトムントは、一時チェルシーとの交渉が難航しているとも報じられていた。それでも26日、正式に取引が成立。昨季に引き続き背番号17を着用することになったチュクエメカは、クラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。

「今こうして正式にBVBの一員になれたことが本当にうれしい。このクラブや監督、チームメイト、そしてサポーターのみんなをこの数カ月で知ることができて、ボルシア・ドルトムントが自分の新しいサッカーの故郷になったと感じている。チームとしての目標を達成するために全力を尽くしたい」

なおドイツ誌『キッカー』の報道によると、ドルトムントがチェルシーに支払う移籍金は2500万ユーロ(約42億8000万円)。レンタル当時に合意していたとされる買い取りオプションは3000万ユーロ以上だったが、最終的にはそれを下回る金額で合意に至ったという。

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