Candreva Sampdoria Inter Serie AGetty

サンプドリアMFカンドレーヴァが古巣インテル戦へ「相手はスクデット本命。謙虚な姿勢で」

サンプドリアに所属する元イタリア代表MFアントニオ・カンドレーヴァが9日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、12日のインテル戦へ向けて意気込みを語った。

サンプドリアでは日本代表DF吉田麻也の同僚であり、過去に所属したインテルではDF長友佑都のチームメートだったカンドレーヴァ。12日に予定されている古巣インテルとの一戦において、セリエA通算400試合出場の節目を迎える。そんなサンプドリアMFは、シモーネ・インザーギの下、再出発したばかりのイタリア王者との対戦へ意気込みを語る。

「相手は非常に偉大なチームであり、リスペクトしつつ、謙虚な姿勢で臨まなければならない。インテルには、違いを作り出すことができる偉大なプレーヤーが何人もいる。耐え忍ばなければならない時が来たら、上手く耐え忍んで、それから自分たちのプレーを見せたい。インテルはイタリア王者であり、非常にレベルの高いパフォーマンスを披露している。まだセリエA2試合を終えたばかりだが、優勝争いの本命だと思う」

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「僕の400試合出場は重要な節目であり、感動であると同時に誇りにも思う。400試合と言えばかなりの数だが、僕はあと400試合に出場できるくらいの情熱を持っている」

続いてカンドレーヴァは、4年間を過ごした古巣インテルへの思いを語った。

「インテルでは、素晴らしい時間を過ごし、本当に素晴らしい経験を得ることができた。あの頃のインテルは今とは違い、オーナー交代の後で建設中のチームだった。当時はやや難しいこともあったが、僕はインテルについて、良いことばかりしか話せない。偉大なクラブであり、非常に偉大なサポーターがいて、居心地は最高だったよ」

最後にサンプドリアMFは、38歳の同僚FWファビオ・クアリャレッラに言及したほか、今シーズンのチームの目標を語った。

「ファビオはまだ若い。これまでもそうだが、今もそれを証明し続けている。人間として選手として、最高の人物なんだ。僕が判断するようなことではないし、みんなも知っていることだよ。チームは常にレベルアップを目指し、進化していくことが目標だ。昨シーズンは自分たちにふさわしい賛辞を得ることはできなかったが、素晴らしいシーズンだったと思う。さらに成長し、今年も良い成績を収めるために、偉大な指揮官である(ロベルト)ダヴェルサの指導についていきたい」

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