ブライトンは、移籍市場で注目を集めるMFモイセス・カイセドとMFアレクシス・マクアリスターを簡単に放出する考えはないようだ。
今季公式戦37試合に出場するカイセドと、34試合で11ゴールをマークするマクアリスター。FAカップ準決勝進出やチャンピオンズリーグ出場権争いを繰り広げるブライトンを牽引する中盤の両選手だが、そのパフォーマンスから移籍市場での注目も高まり続けている。
しかし、ブライトン側は安価で放出する考えはない模様。『スカイスポーツ』によると、両者にリリース条項はなく、最低でも7000万ポンド(約120億円)以上の移籍金を要求する考えのようだ。クラブは移籍金やタイミング、交渉におけるリスペクトなど状況が整えば放出を許可する可能性があるようだが、財政的に安定していることもあり、放出の際には条件にこだわる考えであると伝えられている。
なお同メディアによると、カイセドには1月にもオファーを送ったアーセナルが強い関心を持ち続けており、さらにマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールなども候補に挙がっている模様。現行契約は2027年までとなっている。
一方で父親が移籍を示唆するなど退団が濃厚とされるマクアリスターだが、リヴァプールが最優先ターゲットとして獲得を狙っているという。現行契約は2025年までだが、本人もリヴァプール移籍を希望。すでに選手と接触しているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
