明治安田生命J1リーグ第7節が16日に行われ、ヤンマースタジアム長居ではセレッソ大阪とガンバ大阪が対戦した。試合は、G大阪が試合終了間際に追い付き、2-2の引き分け。試合後、途中出場でケガから復帰を果たしたC大阪MF清武弘嗣が、試合を振り返った。
68分にMF関口訓充と交代でピッチに入った清武。3月18日の第4節・サガン鳥栖以来となる出場となったが、「負けてる状態だったので点が欲しかったですし。(杉本)健勇が2点決めて良かったんじゃないですかね」と試合を振り返る。清武にとっても久しぶりの「大阪ダービー」となったが、その感想を聞かれると「いい雰囲気でしたし、すごい楽しかったです」と答えた。
C大阪が主導権を握っていたように見えたが、清武は「ガンバは伝統のあるチーム。こういう試合に強いのは分かっていた。『早く先制しないと』と思いながら見てましたけど、先制されて、やっぱり手強い」と話す。そして「正直、最後の失点がなければ勝ち点3は取れましたけど。あそこで(倉田)秋くんが決めるっていうのは、ガンバの底力というか、そういう力があったのかなという風に思います」と続けた。
ケガからの復帰。自身の手ごたえを問われると「基本、守備してたので」と、不完全燃焼だった様子。しかし、「本当はもっと短いはずだったんですけど。5分ぐらい長かったかな」と、予定された時間以上にプレーしたことを明かす。
サポーターからの声援に対して「すごくうれしかった」と話した清武。「次はもっと長い時間、出られるように、いい準備をしたいなと思います」と、次戦以降の活躍を誓った。
