第97回天皇杯サッカー選手権大会決勝が1月1日に埼玉スタジアム2002で行われ、セレッソ大阪が横浜F・マリノスを延長の末に下し、今季二冠を達成した。キャプテンの柿谷曜一朗が激戦を振り返った。
JリーグYBCルヴァンカップに続いて二冠を達成したC大阪。キャプテンとして優勝の瞬間を味わった柿谷は「2試合連続マル(丸橋祐介)と2人でベンチから応援すると思わなかったですけど(笑)」と語りつつも「これだけ全員が頑張ったら、おのずとこの結果にはなるんちゃうかなと思います」と胸を張った。
「全ては結果ですから。いい1年になったと思いますし、いいスタートになった」
天皇杯決勝は「いろんな人が注目してると思いましたし、こういう中で活躍してた(山村)和也はさすがだなと思った」と、大一番で1ゴール1アシストを記録した山村を褒め称えた。
二冠達成は「セレッソが色んな意味でもっともっと大きい、良い宣伝になったんじゃないかなと思うし、クラブとしても目立っていけるんじゃないかなと思っています」とクラブの歴史に刻む大きな一勝の価値を説いた。
2018年を迎え、来月にはあっという間に来シーズンが開幕する。「しっかり休みます。来年の契約はしてないですけど(笑)」と柿谷。記者にどう返したらいいの?と聞かれると「バーゼル行こうかなって(笑)」と最後まで会場を和ませるジョークを飛ばしていた。
