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C大阪・尹晶煥監督、2点差追いつかれドローも準決勝に向け闘志「最善を尽くす」

JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦が9月3日に行われ、埼玉スタジアム2002では浦和レッズとセレッソ大阪が対戦した。試合は2-2で引き分け。2試合合計スコアも2-2で、アウェイゴール差でC大阪が準決勝進出となった。試合後、C大阪の尹晶煥監督が記者会見に臨んだ。

試合はC大阪が2点をリードして前半を終えるも、後半に浦和が反撃。2点差を追い付かれてドローという結果に終わった。第1戦がスコアレスドローだったため、アウェイゴール数の多いC大阪が準決勝進出となった。尹監督は「前半はすごく良い試合をして、たやすく点を取ることができました。後半は相手のホームの雰囲気に圧倒され、集中力が乱れる姿も見えましたが、新しく入った選手は高い集中力を最後まで見せてくれました。100パーセント満足はしていませんが、次に進めたことには満足しています」とゲームを総括した。

54分にMFソウザを投入し、FW山村和也とMF木本恭生のポジションを下げた尹監督。この戦術については、「最初からソウザが出るより、後半に相手が疲れてきた時に入った方がいいと判断しました。入ってからはすごく我慢して、うまくコントロールしてくれたと思います。また、勝っているときにヤス(木本)とカズヤ(山村)を守備の位置に変更しようと考えていました。2人は充分にその役割を果たせる選手ですし、今日はすごく頑張って耐えてくれた」と、失点はしたものの一定の満足感を示した。

「選手たちが僕の気持ちを100パーセント分かっているとは思いませんが、分かろうと努力しています。いままでのセレッソの選手とは差があると思いますが、いまの選手たちがもう少し変わってくれば、もっと怖いチームになれる。1試合1試合やりながら、チームとして変わってきている」と、選手層が厚くなっていることに手ごたえを感じているようだ。

「次がヴィッセル神戸になるのかガンバ大阪になるのか、まだ分かりませんが、行けるところまで最善を尽くして頑張りたい」と準決勝へ闘志を燃やす尹監督。その対戦相手は、神戸を2試合合計スコア2-0で下した、G大阪に決まった。

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