C大阪・尹晶煥監督、采配ミスを悔やむ「僕の判断が遅かった」

明治安田生命J1リーグ第19節が7月29日に市立吹田サッカースタジアムで行われ、ガンバ大阪とセレッソ大阪が対戦した。試合は3-1でG大阪が勝利。試合後、C大阪の尹晶煥監督が記者会見に臨んだ。

「ダービーというのは、本当に大勢の方が期待していらっしゃる大事な試合。僕らはいい準備をしてきましたが、それをピッチで表現できず残念に思います。選手たちは頑張って走ってくれましたが、僕の判断が少し遅かった。選手たちの体力をしっかり管理できなかったのが今日の敗因だと思います」と総括する尹監督。「先制点を入れて、いつもなら5バックに変えるところを、今日はもう1回チャンスをつかめそうな雰囲気があったのでそのまま行きました。でもその後失点してしまって、5バックにするのが難しい状況だった。失点後に選手たちの体力が急激に落ちてしまって、そこに後悔が残ります」と具体的な采配について解説した。

「今日はパスミスがすごく多かったと思います。そしてコンパクトさもうまく表現できなかった。それは前半よりも後半に顕著で、体力的に負担がかかる試合になってしまった。チャンスを多く作ることもうまくできませんでした。選手は若いので、そういう姿を直すことができればもっと成長できると思います」と選手に期待を寄せた。