今季に入って調子を落とすレアル・マドリーだが、やはりFWクリスティアーノ・ロナウドの得点力の低下と関係付けないわけにはいかないだろう。スペイン『マルカ』は、C・ロナウドがいかに得点のペースを落としているかを報じている。
リーガエスパニョーラ第19節終了時点で、わずか4得点しか記録していないC・ロナウドだが、これはマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた2005−06シーズン以降最低の成績となる。当時20歳だったC・ロナウドはプレミアリーグ前半戦を1得点で終え、最終的に9ゴールでシーズンを終えた。
それ以降ゴールマシーンと化し、2014−15シーズンのリーガ前半戦には28ゴールを記録したC・ロナウド。過去2シーズンにもそれぞれ14得点、13得点を決めるなど健在ぶりをアピールしていたが、今季に入っていきなり調子を落とした。今季リーガでゴールを記録したのはヘタフェ戦、マラガ戦、セビージャ戦(2得点)のみで、そのほかの11試合を無得点で終えている。過去には1試合1得点というペースでゴールを重ねていたレアル・マドリーのエースだが、今季は311分毎に1得点を決めている計算だ。
来月5日に33歳となるC・ロナウドだが、この低調な成績は衰えによるものなのか、それとも一過性のものなのだろうか。




