レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの勢いが止まらない。今年に入ってからゴールを量産しており、リーガ・エスパニョーラ得点王も射程圏内に入れている。
今季前半戦には、リーガでは第19節までにわずか4点しか記録できず、極度の不振に陥っていたC・ロナウド。今年2月に33歳になるなど、衰えも指摘されていたが、それ以降ゴールを決めることを止めなくなった。第20節デポルティボ戦で2得点、第21節バレンシア戦で2得点、第23節レアル・ソシエダ戦で3得点、第24節ベティス戦で1得点、第25節アラベス戦で2得点、第27節ヘタフェ戦で2得点、第28節エイバル戦で2得点……と、ここ8試合で14得点の荒稼ぎである。
C・ロナウドはこの猛然とした勢いでリーガの得点数を18点に伸ばし、得点ランクで3位まで順位を上げた。首位に立つFWリオネル・メッシとは一時期13点も離れていたが、現在は6点まで縮まっており、2位のバルセロナFWルイス・スアレスとは3点差だ。この勢いを維持すれば、3シーズンぶりに得点王に輝くことも夢ではないかもしれない。
C・ロナウドは、ここからどこまでゴール数を増やしていくのだろうか。なおチームメートのMFカセミロは、エイバル戦後に「世界最高の選手の存在を楽しまなくては。本当、驚異的な選手だよ」と感嘆の声を上げていた。


