現地時間19日、レアル・マドリーの会長職に再選し、2021年まで続投が決まったフロレンティーノ・ペレス氏が、退団騒動の巻き起こっているクリスティアーノ・ロナウドについてスペインラジオ局『オンダ・セロ』の取材で言及している。
ペレス会長は「私は(チャンピオンズリーグ決勝が行われた)カーディフ以来、クリスティアーノと話していないが、(脱税疑惑は)新聞で読んだよ。その問題の解決策を私は持っているわけではないが、彼はみんなと同様にマドリーの選手であることに変わりない」と述べ、C・ロナウドを擁護した。
「この一件はクリスティアーノの信頼を損ねる事態になっている。彼は何があったのか、真相を私たちに話してくれると確信しているよ」
また、ペレス会長は「このクラブから彼が出ていくと思っていない。彼はマドリーとの契約を満了するまでここにいてくれると信じている」と続け、C・ロナウドへの信頼が揺るぎないことを強調している。
C・ロナウドには現在、古巣であり、恩師ジョゼ・モウリーニョが率いるマンチェスター・ユナイテッドや、同じく恩師であるカルロ・アンチェロッティが率いるバイエルンへの移籍話が報じられていた。だが、100億円を超えるとされる巨額の契約解除金を支払うことができるクラブは限られており、その去就に注目が集まっている。
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